快晴の 7/13(土)、10名の子どもたちを迎えて、私たちにとっても初めての試みである「オンステージ体験講座」をウッドフォーラム飛騨にて開催しました!
アートとプログラミングの両要素を併せもつ、2時間のプログラム。
講師には、おなじみ郡上ロボットクラブのちゃみ先生こと宮崎倫明さんと、飛騨で活動される美術作家のトザキケイコさんを迎えて、オリジナルなモンスターロボットをそれぞれに作ってもらいました!
まずはちゃみ先生から、プログラミングの基礎を学びます。
ロボットは、コンピュータのプログラムだけでなく、電気・電子回路や、機械の技術など、さまざまな要素によって成り立っているんだね。
今日はそんなロボットの「頭脳」を司る、プログラミングを少しだけ練習!
まずはプログラミングに使うアプリケーション、ダイセン工業さんの C-Style の使い方を教わります。
アイコンを追加するだけで、モーターの制御やセンサーを使った条件分岐のロジックを組むことができるので、タイピングや英語に慣れていない小学生でも、かんたんにプログラミングの考え方を理解・実装することができます。
先生から出されたお題、「1秒進んで、止まる」や、「1秒進んで、1秒回転して、止まる」を、うまくロボットに伝えることができるかな?
やった!思ったとおりに動かせたね!
その後は、それぞれが工夫しながら、自分なりの動きを加えていきます。みんな、自分が想像するモンスターの動きに近づけていけたかな?
休憩を挟んで後半は、いよいよケイコ先生によるアート制作のパート。
今日みんなで制作していくモンスターについての説明からはじまります。
どんな名前のモンスターかな?どんな性格で、どんなとくいわざで、どんなところに住んでいるんだろう?
先生からの問いかけに、ある子は真剣な表情で、ある子は笑みをこぼしながら、一生懸命考える子どもたち。みんなの頭の中には、どんなモンスターが生まれてきたのかな…?
説明を聞いたら、いざ制作へ!
机いっぱいに並べられた色紙やモール、画材から、目を輝かせながら自分のモンスターの材料を選び取っていきます。
あらかじめ用意されたモンスターのボディ型紙に沿って、色紙を切っていきます。
カッターナイフには不慣れな子もいましたが、ケイコ先生からていねいに手解きを受けながら、それぞれのモンスターのボディに色をつけることができました。
顔のパーツや、髪の毛、ツノ、触覚など、思いおもいのデコレーションを施していき、どんどんモンスターらしくなってきたね!
「毛糸でフサフサの髪の毛を生やしたい」「腕を生やしたい」
みんなが想像を形にするために、道具や材料の使い方をアドバイスしてくれるケイコ先生。
それぞれのモンスターにどんどんと息が吹き込まれていき…
個性豊かなモンスターたちが誕生しました!
先ほど作ったプログラムが入ったロボットに被せてみて、いざ、ステージを披露。
自分たちが作ったモンスターが生き生きと動き出す様子に、みんな笑いが止まりません!
午後チームの子どもたちには、プチ発表会もしてもらいました。
やんちゃで暴れん坊「ヤン太郎」、じごくの番犬「ケルボロス」、ダンスがとくいな「リボンちゃん」など、みんなが生み出したモンスターについて教えてもらいながら、動きを披露。
限られた時間の中でも、納得のいく動きになるよう、最後までプログラミングを調整してみる子もいましたよ。そのこだわり、素晴らしい!
最後はみんなで、モンスターと一緒に集合写真。
当日のダイジェスト動画はこちらからご覧ください。
自分で考えてつくるって、とっても楽しいね!
プログラミングも、アートも、どちらも自分の想像や思いを形にする道具。
いろんな道具の使い方に慣れていくことで、どんなものでも生み出せる感覚を培っていくと、きっとますます毎日が楽しくなるよ♪
さて、今日は2時間だけの体験講座だけでしたが、全5回(最終回は、ウッドフォーラム飛騨のクリスマスイベント「森のマーケット」での発表会)のアート×プログラミング講座も新たに募集を開始しています!
募集人数が少ない講座ですが、どうぞご検討ください。