本記事では、ウッドフォーラム飛騨で連続講座として開催している「アートとプログラミングで、自分たちのステージを作り上げよう!」のレポートをしています。
先月の初回講座 では、それぞれが空想したオリジナルの森のいきもののキャラクターを制作しました。
10/19(土)に開催した第2回目では、そのキャラクターがステージ上でどんなふうにお話を展開していくのかシナリオを作り上げ、そのシナリオに合わせて BGM を選定し、プログラミングで動きをつけていきました。
今回も講座の最初は、ケイコ先生 セレクトのショートムービーからインスピレーションをもらいます。本日の動画は「Lost Sheep」という、切り絵で作られたストップモーションアニメです。
前回制作したそれぞれのキャラクターを少し調整したあと、「やっぱり、お話がないと動きが作れないよね」と盛り上がる子どもたち。
急遽予定を変更して、まずは2分間の舞台のシナリオを固めていくことになりました。
どうしても「こびしやおむすび」を登場させたい子に、どんなストーリー展開でもすぐに「バトル」を差し込もうとする子…(苦笑い)
黒板の前に集まって喧喧諤諤の激論の末、何とか全体的なストーリーラインは固まってきました。
さらに、それぞれのシーンにあった BGM も選びましたよ♪
ライセンスフリーの音楽ダウンロードができるライブラリーを調べながら、各シーンを表現するのにぴったりな曲をみんなで決めていきました!
シナリオ・音楽が決まったら、後半はみんな大好き、お待ちかねのプログラミングタイム!
前回の振り返りも踏まえて、今日は新たに繰返しを表現する「for文」という技を習いましたよ。
2分間のステージの中で、5体のロボットがピッタリ息を合わせるためには、時間に応じた制御がとっても重要。
今回のメンバーにはまだ学校で習っていない子もいる掛け算や、for文といった文法を駆使して、時間が決められたシーンの動きを細かくプログラムしていきます。
動きができたら、いざ!音楽に合わせて動かしてみよう♪
そして本日は新しいキャラクターもお目見え。
ロボット工作・ものづくり担当の ちゃみ先生 が作った「しかとんび」。追加のモーターと翼を針金で繋いで、走りながらパタパタと羽ばたきます。
今回までは、車体のタイヤを制御するモーターに対するプログラミングがメインでしたが、次回はさらにロボットを改造して、ボディの動きもコントロールしていくよ。
「ベロを動かしたい!」「ソードで切り付けたい!」など、発想が止まらない子どもたち。
次回もお楽しみに!
第2回目のダイジェスト動画はこちら♪
本講座は、株式会社メカトロニクス様と株式会社駿河屋魚一様のご協賛、および、高山市文化芸術活動支援事業補助金の補助を受けて開催しています